2018年振り返り
今年は、奥さんの出産という一大イベントがありながら、騒音苦情による引っ越し。 勤め先でのドッタンバッタン。 ここには書けないような出来事が重なり、初めての子育てに悪戦苦闘しながら、幅広い対応を求められる、難しい一年となりました。 子育ての大変さは覚悟してましたが、それ以外の諸々については予想外の出来事が重なっており「もう少し分散してほしい」というのが正直な感想。
自分の時間が貴重になった
いかに自分の時間を確保するのか、というのに苦心した一年だった。 今までのように、自分の都合だけで物事を進められない。 楽しそうなイベントがあるから、明日行こうとか、後輩とちょっと飲みにいってくるわ、などといった事は基本できない。 結婚した時も、奥さんの都合を考えて生活するのは、ちょっと大変だなあ、なんて思っていたが。 大人二人の都合を調整するのと、乳児の面倒を見ながら生活するのは、難易度が全然違った。 奥さんとの都合なんて、所詮は大人二人のやりとりであり、言えば分かるし、融通だって効く。 言葉も理屈も通じない相手と生活していくってのは、本当に大変な事だった。 同期や後輩に、先に子育てをしている人が結構いるのだけど、みんな愚痴る事なくこの時期を乗り越えていて、本当に尊敬できる。*1
Twitter上で、しんどいだの、コミケに行きたいだのと言っていますが、今こうやってエントリを書けているという事が、環境が良くなっている事の証だと思う。 大変な時期なので、自分の事は置いといて、子供に集中する人も多くいると思うのだが、自分は娯楽がないと生きる意味を失ってしまうタイプなので、上手く折り合いをつけていきたい。 2017年以前のペースには戻れなくとも、新しい形で好きな事と向き合って行きたいと思う。
子育てについて
割としんどかった時期に書いた下書きが出てきたので供養。穏やかになった部分もあるが、大枠のしんどさは変わらない気がする。
きちんと食べて寝てくれて、肌が弱いぐらいで、病気がちという感じは無い。 感じの良い、健康優良児なのが嬉しい。
自分の時間が無くなる、奥さんの時間はもっと無くなる
アニメ見るだけでも大変、ゲームは空いた時間のソシャゲが限界
据え置きで遊べるのは、早くて来年以降夜中に割と寝てくれる(5~6時間)
愛想が良い、良く笑う
お乳を飲めばご機嫌、1時間ぐらいは放置出来る
快食快便、お通じが良い
嘔吐しない、今のところ一度も無い生まれてすぐの頃は、3時間睡眠が続いて、頭が割れそうな状態だった事を考えると、凄い進歩
大人になると、何か一つ変えるだけでも大変なのに、子供の成長速度が凄い、振り落とされそうになる。
出産について
折角なので出産時のメモも残しておく、人の経験はあまり参考になりませんが、自分たちはこんな感じでした。
*奥さん許可済み
- 里帰り出産のため、予定日を狙って奥さんの実家に向かったが、2回空振り
- 陣痛が来なかったため、バルーンと錠剤で陣痛を誘発
- 仕事後に到着、旦那さんはやれることがないので隣で寝ていろと言われる。
- 朝方まで様子を見る予定だったが、本陣痛が始まったため分娩台へ
- 慌てて奥さんの両親を呼ぶ
- 子宮口が6cm開いた時、奥さんは「6cm上の景色」を脳内再生していた
- 割とトントン拍子で息んで下さいと言われる
- 痛みに耐性があるのか、奥さんけっこう冷静
- 「えっ これ、もっと力入れて良いんですか?」とか聞いてる、冷静
- スムーズに出産、おめでとう!
- 出てきた胎盤を釣った魚のように見せてくれた。 D750で撮影
- 産後の処置をしている間、先生とニコンのカメラの話題で盛り上がる。
*1:単に俺に愚痴ってもしょうがかなった説も有力
音楽ストリーミングサービスとの付合い方
3ヶ月100円キャンペーンに釣られてSpotifyを使い始めた。 既にキャンペーン期間の3ヶ月は経過し、通常料金を支払うようになっているが、いまいち使いこなせている感じがしない。 月額1000円程度なので、懐が苦しくなるほどではないが、あまり使えていない原因が何なのか整理してみた。
そもそもiTunesが現役
いきなり結論じみてしまうが、今でもiTunesのプレイリストをメインに使っている。 外出時や、車の運転中はiPhoneに入っているプレイリストが再生される。 CDをパソコンに取り込んで、プレイリストを修正し、iPhoneにデータを同期させるという工程は、2018年の手法として、全くスマートとは思えない。 しかし、自分の聞きたい曲を長期的に聞こうと思うと、どうしてもこのやり方から離れられない。 Spotifyを使い始めたのも、上記の古風なやり方が変わる可能性を感じたためだったが、今のところ、乗り換える所まで行けていない。
聞きたい楽曲があるとは限らない
未だにCDレンタルに頼っている原因がここにある。 Spotifyでも、アイカツ楽曲や、初音のミクさんであったり、ヒプノシスマイクとか、ある程度の範囲のオタク楽曲を聴くことが出来る。 しかし、今期アニメの主題歌、全てを網羅しているという状態ではない。 マイナーなキャラソンや、特定レーベルから出る楽曲に関してはCDを入手するしか音源を確保する方法が無い。 以前契約していた、Google Play Musicと比べると、聞ける曲の範囲は広がっている。 国内レーベルの姿勢も、徐々に変わってきたように思うが、ストリーミングサービスで全てを網羅するには、まだまだ時間がかかりそう。 恐らく海外ではCDメディアが滅んでおり、音楽を聴く手段がもっと限られているので、この辺の使い勝手の悩ましさは日本特有なんだろうなあ。
レンタル店舗の限界
音源の入手先として、DMMの宅配レンタルをメインで利用している。 お店に行く必要が無く、延長料金を取られる心配もない、さらに、聞きたい曲は大体網羅できている。 とはいえ、宅配レンタルは待ち時間が結構かかるので、場合によっては実店舗で借りた方が早い場合もある。 関東や九州に住んでいた頃は、実店舗が自転車で行ける距離だったため、マイナーな作品は宅配レンタル、メジャーで在庫数が多い作品は実店舗でレンタルし、両方のサービスを併用する事が多かった。
広島でも同じ運用を行おうと思っていたが、実店舗までの距離が思いの外遠い。 アイカツの新曲を借りたいのに、広島ではアイカツフレンズが地上波で放送されていない為か、CDの・・・取扱い自体が・・・無い・・・、という状況にあります。 なんかまた広島に対する愚痴になってきた。
距離の問題はともかく、関東や九州と比べると利用者の絶対数が異なるので、CDのラインナップに限界があるのは仕方ない。 結局のところ、実店舗で物理メディアのレンタルを行う事自体が難しくなってきているのだと思う。
エントリのタイトル通り、なんだかんだストリーミングサービスの利用率は上がっていて。 CDをコンポで聞いたり、映画をテレビで見るといった、専門機で楽しむという形から。 スマホの上で、あらゆるコンテンツを再生するという形に、利用スタイルが変化しているのは間違いない。
新しい音楽との出会いはある
聞いた事のない曲や、アーティストに出会えるというのは、音楽ストリーミングサービスのとっても良い点だ。 ぱっと思いつくだけでも、「Mrs. GREEN APPLE」「go! go! vanillas」「ビッケブランカ」とか。 ヤバイTシャツ屋さんなんて、これはバンド名なの?ぐらいの認識だったけど、プレイリストを適当に流してたら、めっちゃいい曲作ってますやん。 みたな事が起こる。
上記の通り、店舗に通って新しい音楽に出会うという体験が出来なくなっており、テレビから流れる音楽を追いかけるにも限界がある。 おっさんになり、昔から聞いてるバンドの新譜だけをフォローするような生活になると、延々とアジカンを聞き続ける事になる。 それはそれで幸せな事だが、保守的にな姿勢を変えて行くには、新しいサービスは有効だと思うので、もう少し上手に付き合って行きたい、という事が結論です。