ドラクエビルダーズ楽しかった

クリアしたのは結構前なのだけど、気持ち良く遊べる良作でした、
おすすめしたいので、面白かったところを箇条書き。

・勇者ではない、ビルダー(物を作れる人)であるという事
・運命にしたがって、世界を救うのだ、という事を強要しない。
・世界で好きなように遊んでみてくれ、それで良いのだ、という姿勢が今風。
・導線が整っていて、次に何をすべきなのか分かりやすい。
・出来る事の幅が広く、操作を理解するのに時間がかかると考えていたが、取っつきやすさは流石ドラクエ
・あのキャラデザと、あの音楽と、あの台詞回しのおかげで、シリーズ経験者は、すんなり世界に入れる。
・ボリュームも軽め、章立てされていて、いつまでも終わらない感じがしないのも良い。
・マイクラはちゃんと遊んだ事ないんだけど、これは完全に別のゲームという扱いなのね

何かゲームで遊びたい! でも、まとまった時間は取れないし、重たいゲームはちょっとしんどい。 そんな現状にピッタリはまる一本でした。 遊ぶためにゲームしてるはずが、気が付くと、やっている事は作業になっていたりする。 何かを持ってこい、誰かを助けよう、ここに何かを作れ、みたいな それを作業という状態に落とさず、主体的な遊びに昇華させる構成が素晴らしかった。 なんというか手触りの良いゲームで、2も遊んでみたいところ。

何もかも忘れていく

辛い辛いと言いながらも、生活に安定感が出てきた。 1年前の今頃は、生活リズムというものは存在せず、ひたすら子供のペースに合せて生きていくしかなかった。 おまけに、子供の泣声がうるさい問題が発生していた時期で、子育てしながら、家探しに引越しまでしていて、夏の暑さと、冠水した道路と、しんどさばかりが脳裏に浮かぶ。

このところも、子供のペースを中心に生きている事に変わりない それでも気持ちが上向きなのは、子供が泣いたり機嫌を損ねる原因が分るようになったからだと思う。 土日の様子だけを見ても、食事後に眠くなり上手に寝れない時、小腹が空いた時、大人が台所に籠もって相手をしてくれない時にフニャフニャし始める。 だが、上記の対処は、容易に思い浮かぶ内容ばかりだ、寝かしつける、おやつをあげる、TV見せたり、外に出歩くとか、体力は使うが、正解の分らないクイズに挑むような、ぐったりする疲労感は減ってきた。

自分の子供は、病気はしないし、嘔吐もしない、よく食べて、食べた分だけきっちり出す、さらに外出先ではなぜか大を出さない。 親以外にも愛想が良く、外出先でもニコニコしている、他人に抱かれても平気、車や新幹線移動中も極端に泣き叫ぶ事はない、書いていて改めて思うが、よくできた子供だ。 寝るのが下手かなあとは思うが、それもだんだんと出来るようになるんだと思う。

なんだか、子供自慢みたいになってきたが、それを書きたかったのではない。 育てやすい子供だったとしても、生まれてから半年ぐらいは、ずーっとしんどかった、半年を経て、引っ越しを終え、徐々に環境が上向いてきた、男親視点でこの感想なので、お母さんはもっと大変だったと思う。

最近気がついたのは、そうやって乗り越えたたしんどさを、人は意外と簡単に忘れてしまうという事、夜まともに寝られず、自分の時間がほぼ無かった頃の記憶が、段々と薄らいできている。 忘れるというのは人間に備わった素晴らしい機能だが、そうやって過ごした時間を覚えておきたいと思って、このエントリを書いた。

大人の1年と子供の1年の進捗が違いすぎて、月ごとに状況が変わってゆく、また1年後には全然違う感想を抱いているのだろうなあ。


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おとうさんへ

今週のお題「おとうさん」
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精神的にしんどい日々が続く。 
何か明確な要因があるようで、それが何なのか掴めていない。

九州時代の辛かった時期と比べれば、仕事の負荷は大きくない。 むしろ、仕事環境は良くなっていると言える。 会社の未来の無さや、商品の質の低下など、先行きの明るい話は無いが、それでも毎日仕事があり、何かしら需要があるのは幸せだ。

では、プライベートに問題があるかというと、そういった話とも思えない。 時々書いているように、育児による負担はある。 だが、子育てしていて避けて通れない内容だと思うし、寝る時間がありませんとか、家計が破綻寸前とか、そういったレベルの悲壮感はない。

時々書いている通り、自分の時間が持てないという事は言える。 ゲームしたりマンガ読んだり、映画見たりとか、まとまって集中する時間を作れない。 作品を楽しんで、自分の中で咀嚼し、それをこうやって文章にするとか、誰かとああだこうだと語る、その時間は足りていない。 これは、子供をつくると決めた時から分っていた事だけど、折り合いをつけられていない

何となく、コレかなあと思えたのがtkqさんのツイート


あまり見ないようにしていた、義務が少しづつ増えて、無視できない大きさになっているのかもしれない。 結婚したのも、子供をつくったのも、自分で選んだ事 だから、文句を言わずにちゃんとやりなさい。 誰かに言われてるわけじゃないけど、自分で自分を追い込んでいる節がある。 ちゃんとするのは良い事だが、辛くない程度にちゃんとするのと、オタクコンテンツ以外のストレス解消方を見つけられると良いのかなあ。 これから先も、このプレッシャーと付き合っていかなければならない 世代問わず、これを乗り越えている先人達はみんなすごい いつか、この話も笑い話に変えられるようにしたい