塔の上のラプンツェルを見た

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7年前の作品なので公式サイトが見つからなかった

九州でこのキャラクタのコスを撮影した事があり、それから気になって、宅配レンタルの希望リストに入れていた、今回ようやく見る事ができたのでメモ 

ディズニーらしい、安定感のあるシナリオだった、話の先を良い意味で読ませず、継続してハラハラさせる運び方は流石、若干伏線の回収が荒い部分もあったけれど、全体を通してみると些細なレベル

悪役らしい悪役

悪役の魔女が、ヒロインの事を人とも思わず、己の私利私欲のために、あらゆる手段を尽くす様がとても気持ちよかった、日本の作品だと、悪役の側にも事情を作ったり、単純な正悪として描かない事もありますが、この作品に登場する魔女はとても人間くさくて良かった、彼女と同じ立場になったとき、自分も同じ事をしないとは言い切れない

王子よりも王子らしい馬

王子役は、作中で頑張っているのだけど、それ以上に馬の活躍が目立っていた、馬なのにやたら嗅覚が強かったり、落下ダメージ無視したり、人間の五倍ぐらい頑張っていたように思う 制作陣にも気に入られていたのか、コミカルに動く場面が多い印象

最近のアナ雪もそうでしたが、ヒロインが王子に頼りきりになるのでなく、物語を通してヒロイン自身が成長し、その助けとして王子役がいるという構図は、この作品の根底にも流れていると思う 時代の流れによっては、また元の構図に戻る時期が来るのかもしれないが、この辺りの変化は見ていて面白い