同人誌の感想まとめ #芸カ15

終わってから早一週間、芸カでゲットした同人誌の感想書くよ
少しでも作り手の方々のモチベーションになればうれしいね、長いので興味ある方だけどうぞ!



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yuiさん「わたしはあなたになりたい」


とある香澄真昼ちゃんのフアンがすごく頑張ってしまった話、なりたい自分になるために、リアリティのある手段で前に進む主人公、自分が変われば周りも変わる。 フィクションが綺麗に誤魔化してくれる部分を全部描いていいて、原作とのギャップが強烈、終盤の絶妙な表情は必見

eat_moduleさん「VACATION」


みくる、おとめ、ののっちによるお洒落な一冊 国内というより、海外のファッション誌っぽい雰囲気が新鮮。 あれ、アイカツ!のキャラってこんなにドヤ顔してたっけ?て気持ちになるほどドヤ顔率が高いのだが、本全体のパワーに変換されており、とても良いと思いました

もなかさん「Statice」


香澄姉妹が可愛い衣装でニコニコしているミニイラスト集 衣装のチョイス、二人の表情を、とても分かっている感じに描いていてニヤニヤしてしまう、おまけで頂いたチェキっぽい名刺イラストも可愛いかった

食欲ハラヘリーニョさん「Vala Vala Papers vol.2」


ゲストを含めて結構な人数が関わっており、それぞれがイラストやテキストを持ち寄って、これぞ同人誌という楽しさを感じる 原作について語り始めるとそれぞれ長くなってしまうので、冊子という形でまとめてもらえただけでも有り難いし、眺めているだけで楽しい一冊

らぽっぷさん「Daylight」


特徴的なデフォルメが以前から気になっていた方の一冊 あかり世代の4人を中心にワイワイしている姿が可愛らしい、デフォルメした状態で漫画を描くというのは難しいように思うのだが、違和感無くアクションしたり、表情のある動きを描いていて、技術の高さを感じる あか珠璃の良さ…

scsnさん「りんちゃんとからあげ」


黒沢凛ちゃんが、からあげと一緒にいる(?)と可愛いという事実。 元々シール用に描いたイラストを冊子に再利用したそうですが、本で見る方が好きな人もいるし、黒沢凛ちゃんは可愛いのでとても良いと思いました。

けちゃっぷさん「Precious days」


POOOOOOOOP!! 色使いといい、イラストの調子といい、POPさに溢れた一冊。 特徴的なデフォルメだが、細かいところまで書き込まれていて、よく見ると色々発見がある 無印時代の象徴的なシーンを網羅しており、好きな人にはたまらない一冊 

よいさん「POCKET MERRY WORLD」


みんな大好き香澄姉妹本 二人で世界各地を旅している風味で、場所をイメージした衣装とポージングがかわいい。 見開きで、右にイラスト左にイラストを用いたパターンで組まれているのだが、色の使い方、テンポの取り方が秀逸で、気持ちの良い一冊

なたがらさん「新おとめ島」


おとめちゃんがめっちゃ増える話。 この手のギャグ漫画は、バーンとやって勢いで放り投げるイメージが強かったが、本作は比較的現実的な対応を取っており、それが逆に笑いを誘う結果になっている。 なぜか最終的に紫吹が突っ込みになってるのもじわじわ来ました

まささん「ichigo 1999〜2012」


いちごちゃんが、出生してからスターライトに編入までのアルバムを作るという、同人誌じゃないと出来ないような企画であり、アイデアの勝利といった感じ。 多彩な絵師さんが織りなすイラストは見応え満点でした

さんみさん&わくぽさん「My Boy, My Darling.」


いい年したおっさんなので、男性化ものを読む機会が少なく、おっさんでも楽しめるか心配だったのですが 大空くんの無防備な可愛さと、年上の余裕が微塵も感じられない、ちょろめの瀬名氏を眺めていると、なんだか楽しい気分になって、明日もやっていけるんじゃないかと思えました。

寿司山さん「ハートがスキ❤ップ」


エッチなイラストに定評のある寿司山さんが送る、イチャイチャ本、決してエッチな本ではない、たぶん 普段ツンツンしてる人が、ちょっとおバカな感じになるギャップには、世代を問わない破壊力がある事を再確認、コピー本でこの破壊力なので、P数が増えたらどうなっちゃうんだろう

をめぴさん「恋と惑星」


をめぴさんの短編集 2人づつの話にした事と、短編集にした事で、関係性へのフォーカスが強くなり、漫画で伝えたかった事が明確になっている。 以前の長編漫画も面白かったが、本作では短編集というフォーマットが効果的に作用している印象。 合間のポエミーな雰囲気含めてまとまりの良さを感じた一冊

しげさん「Kitsune」


ユリカ様が狐っぽい格好したら、そら可愛いよね、な一冊 毎回イラストを見るたび脳内がお花畑になってしまう、男性が好みそうなテイストのイラストでありながら、女性の納得感が得られる衣装センスを合わせられるのがポイントなのかと、勝手に解釈しています。

きはめさん「【エクリチュール/クチュール】」


原作ではミステリアスな美人として描かれる氷上スミレ、明るく良い子が多い作品において、精緻で、内向きの力を感じる、他のキャラとは異なる雰囲気。 原作では描写されなかっただけで、彼女の内面は本当はこんな感じかもしれないと思わせてくれる一冊。

池田つこいさん「Switch」


あこちゃんが着ているDCD衣装に併せて、かなた君の衣装もアレンジされており、誰でも作れる感じがしない いつものパッション溢れる漫画も好きですが、イラスト本も読んでいて気持ちよかったです。 余談ですが、今作もりょくをが顔の作画に悩んだ時の資料になる事が間違いないと思われます!

のちむゆさん「彼女について」


モノローグとコマのテンポ、台詞、表情の推移、デフォルメで緩急をつけながら、少ないP数でもグイグイ物語が進んでゆく、表紙の時点で余白の使い方の上手さが光る。 肌を重ねるスピードが早すぎて、もたもたしていると置いて行かれそうな切れ味も良い 個人的に次回作を毎回楽しみにしています。

トーマスさん「くーカツスターズ! 勇気のツバサ」


マイキャラ本を読むのは初体験。 読んで分かったのは、キャラ設定を好きに出来る分、漫画を描く上で決めるべき事が非常に多いという事、好きな気持ちが大きくないと、一冊仕上げる事は出来ないと思います。 DCDへの愛と勢いに溢れた一冊でした。 

うるち米さん「まどろみはクレープのなかで」


キャラ達の寝間着姿と手書き文字がとてもかわいい一冊 ページがノートっぽいデザインになってたり、表紙の印刷や、薄紙の使い方も作品にマッチしていて、紙じゃないと再現できない楽しさに溢れている。 一緒に購入したくればやシールの張り先に悩む毎日です。