一人わっちわっち祭り
HDDレコーダーの肥やしになっていた「狼と香辛料」を見たよ
放映時にホロが可愛くてたまらんというネット上の評判は見ていましたが、話に偽りは無し ホロの一挙手一投足が鼻血でそうなぐらい可愛くて画面の前で悶絶しっぱなしだったよ すごい頭の回転が良さそうな二人組の、どこか間の抜けたすれ違いやら、不器用なイチャイチャ具合がおっさんにはたまらんです!! いやー思い出しただけでも鼻血が
イチャイチャだけかというとそうでもなく
上記感想だけだと、ただの萌アニメ*1というかご都合アニメ*2に見えてしまうかもしれませんが、話自体は結構堅い 行商人ロレンスとホロが街々を渡り歩きながら商売を続けてゆくストーリーなのだけど、商売の取引については実際の世の中で動いているような仕組みがそのまま使われているので、商取引についての知識を理解しながら話を見ないと展開において行かれそうになります。 それが不親切と言えばそうなのかもしれませんが、こういった金と物と信頼の取引をきちんと描いているからこそ、ホロとロレンスのイチャイチャが生きてくるのだろうなと、そこが本作の魅力なのではないかと思う
近いライトノベルとしては以前読んだ「七姫物語」が上げられる 圧倒的な力を持つキャラクターが剣と魔法と努力と根性で困難に立ち向かうのではなく たくさんの人間によって形成されている「社会」に対してどのように影響力を行使してゆくのか?という点を整合性を保って物語に落とし込んでいる点が似ている
ということでオススメです。
全13話というほどほどなボリューム 小説ベースの物語をアニメに直した時にありがちな、過度な詰め込みや端折りを感じさせない物語の構成がすばらしかったです。 原作読むとまた違う印象を持てそうなので、アマゾンさんに注文したい所存
- 作者: 支倉凍砂,文倉十
- 出版社/メーカー: メディアワークス
- 発売日: 2006/02
- メディア: 文庫
- 購入: 18人 クリック: 471回
- この商品を含むブログ (755件) を見る