アイカツスターズ!について、おじさんが思っている事

ライブイリュージョン見てきました


最高でした、ライブイリュージョンは初参加だったので、完全無人のスクリーンに向けてサイリウム振るのは初めての体験でしたが、ガッツリ楽しめました、今の技術ではそこまで立体感は感じなかったけど、いつかアニメでやっているような、アイカツシステムの中に入る体験をする日がくるんだろうな、それまで生きていたい


んで、ライブイリュージョン終了後に映像が流れました

4月からアイカツスターズが始まるらしい

大きな変更点は下記の通り

  • キャラクタ一新、学校も変更?(世界観は残しつつパラレルワールド設定・・?)
  • 新筐体に変更、カードからプリパラみたいな印刷式へ(これまでのカードは使用可)


ちょっとまえに商標騒動もあり、2/22には大きな発表があると言われていたので、ようやく来たかという印象

nlab.itmedia.co.jp

神崎美月の壁

アイカツ!の1話は神崎美月というスーパーアイドルを知る所からお話が始まる、彼女はいちごちゃん(1-2期主人公)にとっての「SHINING LINE」であり、この作品における憧れそのものだ だけど、誰も彼女を超える事が出来ないという事は、それ自体が大きなジレンマだ、作品が長期化し、さらに時間経過が発生する作品では、この点は大きな問題になっていたのではないだろうか

ちなみに、今日のライブイリュージョンにおいても、美月ちゃんのチームが勝利していた*1、アイカツ8(人気投票イベント)でも、投票実績がどうあれ常にランクインを続けなければならない感じだったし、いちご世代の総決算としてつくられた劇場版でも、退場するかと思わせてそうはならなかった、この辺りからも難しさは感じられた

あかりジェネレーションでやりたかった事

話は変って、あかりちゃんのお話、大空あかりちゃんは、いちごちゃんからバトンタッチした、3期目以降の主人公だ、2期の中盤から登場していたが、そこから少しづつアイドルへの階段を上り、ストーリーの進展に合わせて、髪型だけでなく性格すらも大きく変貌を遂げる(下記リンクを参考されたし)、彼女は神崎美月や星宮いちごとは全く違ったタイプの主人公だ、そこが今後のアイカツには必要だと判断されたのだと思う。

dic.pixiv.net

大空あかりを軸に、同じ世界観でキャラクタが一新、それまでメインで活躍していたキャラクタは先輩として、頻度を下げつつ登場させる事で、既存ファンを掴む。 さらに、キャラもブランドもバンバン追加する事で、1期の頃のような人気が継続すると見込んでいたのだろう、だけど結果は出なかった

image.itmedia.co.jp

個人的に、大空あかりを中心とした、主人公格三人にあまり人気が出なかった事が要因だと思っている、この辺りは人によって認識が異なると思うので、個人的な感想です。 前主人公である、いちご、あおい、蘭の三人からは、家族に近いやり取りが散見されたが、あかりちゃん世代のやりとりで、そのような親しみを感じる事はあまりなかった、どちらかというと仕事や目標の為に一致団結している印象の方が強く、その辺が旧来のファンにとってのしこりになっていたのではないだろうか*2、家族感という意味においては、追加キャラの紅林珠璃を中心としたユニットや、ののりさの二人からの方が強く感じられた、原作側で修正を試みた感じもするが、その辺は想像の域を出ません

ちなみに、プリパラの人気とは、あんまり関係無いと思っている、求めているモノが異なると思っているので、どちらにしても、アイカツ!はコンテンツとしての新陳代謝を求められる状況下にあった

俺たちはどうすれば良いのか

俺も霧矢あおいちゃんが活躍する世界をずっと見ていたい、あと、学園マザーとジョニー先生とのやり取りが見れなくなるのも嫌だ。 だけど、同じ世界の物語を続けても、当時以上の盛り上がりを作る事は出来ない事は数字が証明してしまった、それの危険性は長年コンテンツを作成しているバンダイが一番良く分っているはずで、筐体の更新に合わせて、リセットとも思える行為に及ぶのは仕方がない事だと思っている

自分たちに残された事は、継続する作品を信任(購入)するのか、あるいは別の作品を追い求めるかしかない、*3、個人的にはバンダイがアイカツのシリーズ自体を止めてしまうことが最も危うかったので、次のシリーズが発表されつつある状況というのは、喜ばしい事だと思っています。 4月に期待しつつ生きる

*1:他の公演でいちごちゃんか、あかりちゃんチームが勝っている場合は教えてくれると嬉しいぜ

*2:二次創作においても、いまだにいちご、あおい、蘭を扱った作品のほうが多いですし

*3:もう一つ、新陳代謝が終わった世界の中で、二次創作物を作成し続けるというのも正解だと思う