Raspberry pi 4をSteam Link端末として運用出来なかった話

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メインPCの置き場が寒く、冬場はPCの前に座り続けると風邪を引きそうになるため、リビングのTVにSteam Link*1を繋いで遊んでいる。 Steam Linkのハードウェア販売は終了したが、今は色々なプラットフォーム向けにアプリがリリースされており、Raspberry版も存在する。 調べていると、Raspberry pi 4は一昔前のPC並のスペックを持っているが、その割に1.5万円程度のお値段。 これは買うしか無いのではないか、という勢いに任せて購入。

ヒートシンク付きのセットを購入、電源やらHDMIケーブルもセットになっていて、時代の恩恵を感じる。
www.physical-computing.jp


久々に、Linuxのコマンドと格闘、Xboxのコントローラを接続するのに苦労した。
英語の説明を見ながらなんやかんやするのも久々で、いつもの違う楽しさがあった。

全体の流れはこんな感じ
https://www.techradar.com/how-to/how-to-turn-a-raspberry-pi-into-a-steam-link

Xboxのコントローラは、デフォルトではRaspberry Piに繋がらない、下記手順が必須
pimylifeup.com


コントローラを接続し、SteamLinkアプリが動作する所まで持っていけたのだけど、純正SteamLinkと比べ、以下の点が煩雑だったため運用には至らず。

  • コントローラから起動できず、本体側の電源のオンオフを行う必要がある。
  • 起動時に、自動でSteamLinkアプリを立ち上げる事が出来ない。
  • 終了時も、アプリを終了させた後、Raspbianを落とす必要がある。

CRONコマンドをきちんと仕込めれば、解決できそうな事が多いのだが、そこまでたどり着けなかった。 時間と労力が割ければ、もっと活用出来そうなのだけど、それをやりきる体力が足りず、備品庫行きに。 何だかんだ、純正のハードウェア版が良く出来ているという結論に至る。 Raspbian意外のOSで輝く可能性もあるので、また余裕が出来たら調べてみたい

*1:純正ハードウェア版