ワーキングプア

ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (宝島社新書)

ワーキングプア いくら働いても報われない時代が来る (宝島社新書)

香川からの帰りに読んでテンションだだ落ちしました ワーキングプアと呼ばれる人がどのような状況にあるのか、該当者へのインタビューを交えつつ、統計資料を基に説明がされています。 自分の周りにいる人以外に、どんな仕事をしていて、どんな賃金で生活をしている人が世の中にいるのか、ワーキングプアと呼ばれる人々がどの程度の割合存在していて、今後世の中がどうなる可能性があるのか、自分の周りにいる人の話を聞くだけでは見えてこない世の中の事が垣間見えます。
この本では、社会の仕組みが間違っているのでこういった人々が増えてきた、会社の金儲け主義がこのような人々を生み出している、ワーキングプアと呼ばれる人々はある意味被害者である、という論調でまとめられています、僕も基本的な考えについては同意できるのですが、必ずしもこの本に書かれていることが全てでは無いと思います、この本を全部鵜呑みにしてしまうと、自分が出来ないことの言い訳集になってしう気もするので、インターネットを活用して他の人の感想を読んでみるなり、自分なりに答えを考えてみるなり、読んだ後の事を気にした方が良い本だなーと感じました