「Horizon Zero Dawn」を勧める

クリアしたのは2017年中だと思うが、書いたまま放置してた、勿体ないので時間差投稿。

チョー格好いい敵キャラ

文明が滅び、原始に戻ってしまった世界に、動物や恐竜をモチーフにしたメカメカしいクリーチャーがうろついている。単なる敵キャラというレベルを超えて、造形やアクションにこだわって作られており、近づくと逃げていくタイプや、群れをなして行動するヤツもいて、基になった生き物(?)の特徴を良く反映している。
この手の敵キャラは、主人公のレベルが上がった後半に意味をなさなくなる事が多いが、本作では、主人公がそこまで強化されない*1上、一貫して、個(プレイヤー)対多数(敵キャラ)の構図が続く。つまり、適当に攻撃を繰り返すだけではダメで、罠を張ったり、弱点を突くような戦い方をしなければ先に進めないバランスになっている。そのため、戦闘が単調にならず終盤まで緊張感が保たれた。 

世界の謎を探る旅

主人公と世界の秘密を解き明かすため、主人公は旅をする。 行く先々で、手に入れた情報の断片が、終盤にかけて意味を成し、一つの形になっていく展開にはゾクゾクします。 SF好きな方は特に気持ち良いと思う。 
本作は、この「情報の断片」の出し方が絶妙でした、ゲームには能動的に操作ができるという、他のメディアには無い特徴がありますが。この、自分で操作して情報を得てゆくという行為が、ゲーム体験に噛み合っていました。 同じシナリオを、映像や、文章で構築する事も可能だとは思うし、それはそれで見てみたいですが、受動的に情報を得た経験と、自分の行為の積み重ねで見る結末とでは、感じ方が大きく違うと思います。

丁度良いボリューム

総プレイ時間は70時間、初めてトロフィーをコンプリート(!)。 自分はアクションが下手な方なので、上手い人なら50時間ぐらいでクリアできる気がします。 直前に遊んだGTA5と比較すると、ほどほどの世界の広さ、だが、このほどほどの広さが丁度良かった、上記の通り、謎を解き明かすために色々な場所に赴くため、広すぎても徒労感が出てしまう。
メインの話を進めつつ、間でちょこちょこサブクエスをこなせば、地図も埋まり、目標も達成しているという適切なボリュームでした。
後半、終わりが見えてくると、コントローラーに手が伸びなくなる事が多いのですが、本作に関しては中だるみや、飽きが来る事はなく、最後まで積極的に楽しむ事ができました

PS4持っているなら後悔のない一本

最近のゲームらしく、アクションが苦手な人は、簡単なモードを選ぶ事ができるようになっており、ちょっと苦手という方でも十分楽しめそう。世界観を見て、テンションが上がる人には間違いなくお勧め出来る一本です。

以下スクショ

どこ撮っても、良い具合になるようになってるのが最高

*1:終盤でも一撃で倒せる敵は少ない

MtG再燃中

f:id:porimern:20180408232141j:plain

カードを買いあさる日々が戻ってきた

割と自由に使える時間が多い時期で、ゲームを頑張るのにも疲れていた時、カードショップが目について、足を運ぶ事が増えた。
MtGというのは、分かりやすく言うと遊戯王みたいなトレーディングカードゲームです。 今年で25周年らしく、TCGの中では一番歴史があるのかな、なので実家にある古いカードを使って今も遊ぶ事が出来ます。 
カードを集めて、デッキを組み、思い通りに動いた時はたまらなく楽しい遊びなんですが、なんせカードの情報を追い続けるのと、集めて整理するのに手間と時間を必要とする遊びなので、地元の友達に誘われたり、相手がいる時期に遊ぶぐらいで、そのうち情報を追うこともしなくなっていました。
一番ハマっていたのが、「テンペスト」→「ウルザ」→「マスクス」の時期。その後お金が使えるようになってから、「時のらせん」で出戻り、「ローウィンシャドウムーア」を齧り、「ゼンディカー」ぐらいまでは情報を追っていた記憶。そこから期間が開いて、8年間の情報を調べなおしている状態

強いカードがあんまり変わっていないような

色々見ていて感じたのがこの点、8年前も「闇の腹心」とか「ジェイス」「タルモゴイフ」「苔花」辺りは高かったイメージだが、今も値段が変わらないから、それ以上の値段になっていて驚いた。ただし、全部高くなっているわけじゃなくて、上位互換が出ているカード、例えば「ボガーダンのヘルカイト」とかはおとなしい価格になっていて、思わず買ってしまいそうになる。


あと、昔と比べると、お店側がコモンやアンコモンをかなり整理して、しかも安価で販売してくれるので、パックを買わなくても、欲しいカードを簡単に揃えられるようになった印象、もちろん住んでいる土地が違うので、広島のお店が頑張っているという感じもする。
今後も継続して遊び続けられるとは思っていないが、それはそれで、懐の深い界隈なので、また数年単位期間が空いても楽しめる気がする、とりあえずエンチャントレスのデッキを作るところまでが目標