恋するカメラ

longlongtimeさん発行の「恋するカメラ」が凄く楽しい!
表紙の女の子の絵を見ただけでは、ちょっと内容が想像しづらいかもしれませんが、デジタル一眼レフについての基本的な知識や、「どんなことができるのか?」について、ほとんど写真についての知識が無い方にも分かりやすく纏められています。 オタク寄りに、人物やポートレイトの取り方だけでなく、フィギアやドールの作例が入っている辺りも面白いです、また、本の装丁が非常に丁寧に作られており、内容を度外視したとしても、眺めているだけで楽しいです*1
デジタル一眼レフに関する書籍って、機能や性能についての記述がどうしても多くなってしまう傾向があるように感じるのですが、デジタル一眼レフの楽しさはカメラの「道具としての魅力」だけでは無いと思うんです、道具そのものの話も、もちろん面白いですが コンパクトデジタルカメラでなく、デジタル一眼レフがあることによって、どんな体験ができるのか? について、ここまで読者に分かりやすく伝えてくれる本はなかなか無いのではないかと思います。 写真撮るに当たって何か参考になる本が欲しい時には、本屋においてあるヘタなムック本読むより、こっちの方が楽しいと思います、1000円ポッキリで配布の紙袋まで頂いてしまい色んな意味でお買い得な一冊となりました

*1:ちょっと誤植が多いのはご愛好