初音ミク×Rolly

まずはRolly Official Siteからムービーを見ていただきたい
このRollyというモノ、いったい何をするための装置かと言えば、再生する音楽に合わせて光ったり踊ったりするだけの装置です*1、音楽聞くだけならipodの方がいくらか便利でしょう 俺も最初webで動画見たときは、SONYが何を考えているのかさっぱり分からなかった 「誰が買うんだろう」
しかし、今日実機のデモを見てきて考え方がかなり変わった、ヒントは初音ミク デモでRollyが踊っている姿を見せつけられた後、このRolly付属の「Motion Editor」というソフトでモーションを自作する事ができる、という話になった辺りから あー、姿形は違えどこいつはAIBOの意志を受け継いだなにかなのかーと考えていたのだけど 初音ミクのこれまでを見た後だと意味合いが全く違うことに気づいた いやね、今のバージョンのRollyに「みっくみっくにしてあげる」を入れて踊らせるという動画が出るというのは何となく想像ができるのだけど、もしRollyの後継で、人型をしたモノができたがってきたらどうなるってことだ ディスプレイから見る動画じゃない、歌と踊りを共有することができる装置に発展していくと、これは凄いことになるんじゃないのかと思ったのです。
これは、メーカーとしての、新しい「作る」と「楽しむ」の提案であり、「流れる」の部分を上手に活用できる可能性がある商品なのだなと今は思っています。 Rollyの実際の狙いは、自分の考えとは違うのかもしれませんが、あれだけ色々なメーカが参加している会場で、逆行することなくこのような新しいと感じる提案をしているあたり流石SONYであります

*1:ちなみに「サウンドエンターテイメントプレイヤー」らしい