ウェブ人間論

ウェブ人間論 (新潮新書)

梅田望夫さん、平野啓一郎さんの対談を新書化したもの　前編通して、梅田さんのWebに対するポジティブな考え方が貫かれており、未来はちっとも恐ろしくなんてないんだ!という前向きなメッセージが伝わってくる　特にお二人の見解の相違いによって意見が分かれる下りは、読み応えがある、自分はwebの世界は大好きだけど、わりと保守寄りの人間だと思っていて　自分が普段考えていることは梅田さんよりも、平野さんの考えに近い箇所が多かったように思う　梅田さんの考えは非常に良いなと思えていても、じゃあこの辺りのことはどうなのよ?　という部分を代わりに平野さんが突っ込んで聞いてくださったような感じで、思わず[なるほど]タグを付けたくなるページが多かったです。
先に、「ウェブ進化論」を読んでいないとちんぷんかんぷんな箇所が多々ありますが、梅田さんファンは確実に、最近のあっちの世界の事を語りたい人等は、セカンドライフがどうのという前に読んで見るのがおすすめ